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  No168  教員業務削減を考える2  

今週は、教員業務削減問題を一緒に考える2日目です。遠慮なくご意見ください。

 学校における働き方改革特別部会(平成29 年8 月29 日)の資料に注目しました。

   今日は昨日も③に出ていた「校内清掃」について考えたいと思います。

 

   清掃指導については、義務付けがなされているものではありません。

   他国の状況を調べてみると

  ○ 中・韓       × 米・英・仏・独

  中国では、学級担任、学校内の少年先鋒隊や中国共産主義青年団の指導員などが担当するそうです。いかにも中国らしいですね。

   アメリカでは、清掃指導は行わず、清掃は守衛が担当するそうです。

 

①児童生徒による校内清掃は、当番活動の一つとして位置づけられているが、毎日実施する必要はあるか。また、教員が毎回指導する必要はあるか。

②学校の環境衛生の維持点検に係る業務の分担については、必要に応じて外部人材を活用するなど整理することが考えられるのではないかと言う視点が示されています。

 岐阜市では、清掃の時間に地域のシニアの方が参加。子供たちとのコミュニケーションの場になると同時に、教員は、当該時間を他の業務の実施に充てることができ、教員の負担軽減にもつながるとありました。

 清掃への負担感は2割程度、環境整備の負担は4割程度でした。

 

  これを見ると清掃教育と言うのは東洋の思想なのでしょうか。清掃はまず家庭で、そして学校で教えるべきだと思います。なくしたら心配です。

   簡単清掃の日、清掃時間の短縮は実践したことがあります。これは、可能だと思います。

   教員のかわりに、シニアの導入を皆さんどう思いますか?シニアに対する無礼を指導する時間が増えませんか。この20分がさほど負担軽減になるとは思いませんが、皆さんどうですか。