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No162  学校が不自由だと感じますか?  

今週のAERAは、「親と先生682人の本音」が特集だったので、先週に引き続き、早速購入して読んでみました。

 もしあなたなら「学校が不自由だと感じる?」というアンケートがあれば何て答えますか?

 非常に感じる(親56.2%、教師65%)感じる(親37.1%、教師31.1%)あまり感じない(親6.3%、教師3.6%)全く感じない(親0.4%、教師0.3%)でした。と言うことで9割が、学校を不自由と感じていました。

 親の声としては、変な平等意識と古い家族観、道徳の教科化、行事と科目の多過ぎ、クラスの流動性(学級担任の見直し)、体温調節の自由さ、30年前と変わらないツール、連絡がプリント、やりすぎ部活と学力向上策のなさ、お客様扱いを学校に求めること、教育にかける行政の予算の少なさなどでした。これらが学校を不自由にしている理由としては、物足りない気がします。

    先生を不自由にしている声は、本来の業務に専念できない、教育委員会が元凶、時代遅れな校則、古いことからの脱却と抵抗、クレーム、トラブルの仲裁、40人学級、子どもや保護者への過度な対応などでした。これまた愚痴にしか聞こえず、これも物足りないです。

  そもそも学校は自由がいいのか?自由でいいのかだと思います。

「黙食」って知っていましたか。ありそうなことだけど、やるべきではないですよね。

   それをはじめ、制服の指定、体操着、下着の色、水筒の中身、筆箱の中身、髪型、靴下、靴の色、開門前に入れないなどの校則への不満がたくさん書かれていました。

   見直していい校則はたくさんあると思います。しかし、それが緊急課題でなければ、議論して見直す時間がないのも事実です。職員の同調圧力をなくすこと、根っこの部分を話し合うことの大切さが書かれていました。こういう子を育てていきたいと熱く語る場が必要ですよね。つづく