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No139  歌舞伎の魅力  

昨日の生まれての初めての歌舞伎鑑賞に大分はまりそうです。なぜ60年も観てこなかったのでしょう。チケットがなかなか手に入らないこともありますが、敷居が高かったり、退屈そうな先入観があったりしたからだと思います。 

 歌舞伎には、ご存知の通り、独特のセリフの言い回しがありました。これはまさに受け継がれた伝統芸能で、日本人として誇りを感じました。

  そもそも歌舞伎は屋外で上演されていたので、遠くのお客さんにも声が伝わるように独特の話し方になったのではないかという説があり、一般人、舞台俳優、歌舞伎役者で比較した実験によると、一番歌舞伎俳優の声が遠くまで届き、それは、3000ヘルツ周波数帯域を多く含むからなのだそうです。宝塚では、役者にはピンマイクがついているのに、何も使わず話すのは驚きでした。

 敬語として昨日も何度も「奉りまする」という言い方が出てきました。「おん願い申し上げたてまつりまする」「恐悦至極に存じたてまつりまする」「隅から隅まで、ずずずずいーっと、乞い願いあげたてまつりまする」などの有名な口上があります。使う機会が少ないですが、「お褒めにあずかり、恐悦至極に存じます」「奉ります」も時には、使ってみてはいかがでしょう。

 歌舞伎は、舞台と客席と一緒に芝居を作り上げるともいわれているので、掛け声も効果的でした。登場、花道登場、退場、見得などでタイミングよく声をかけます。男性なら誰でも声をかけていいらしいのですが、慣れていないと難しそうです。ぶち壊した人はいないのでしょうか。女性は、かけてはいけないそうなのですが、確かにありませんでした。この感覚、外国の方にはわかるでしょうか。

  伝えたい事がまだまだありますので明日に続きます。