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No140   歌舞伎の魅力2  

今日も歌舞伎の魅力にお付き合いください。

 一昨日の歌舞伎の演目は、「名高大岡越前裁」(なもたかしおおおかさばき)でした。歌舞伎の演目には大変長い題名が付いていることがあります。縁起を重んじて奇数で統一し、五文字・七文字と大変長く趣向の凝らされた文字が並んでいますが、これを名題あるいは外題(げだい)と呼びます。別外題や通称がある場合は付記します。

   次回は「増補双級巴」(ぞうほふたつともえ)その次は、「姫路城音菊礎石」(ひめじじょうおとにきくそのいしずえ)

   ね?5文字かと7文字でしょ?別外題の読み方なんてクイズにできますよね?

    音楽には歌者と語り物があります。下座と言って、舞台の下手側にある黒御簾の中で三味線や太鼓など演奏していました。

   他にも、見得や足音、落ちた音などアクセントになる音「ツケ」を出す人(ツケ打ち)が上手の端に座っていました。

    クライマックスの場には、義太夫節が入り、三味線に合わせて場面の状況や登場人物の心境などを語るナレーションがありました。

    公演時間は、4時間から4時間30分。一昨日も11時開演、15時10分閉演で、4時間10分でした。時間が長いので、1日がかりです。年配が多いのもこんなところにあるのかもしれません。若者には、長く感じるかもしれませんね。 

   宝塚をはじめ、劇では、一般的に前半と後半に30分程度の幕間がありますが、昨日のような通し狂言(一つの演目で通すこと)では、5幕あり、15分、30分、10分、10分の4回の変則的な時間の幕間が入りました。

   次は大道具です。昨日は、丸めてある長い薄縁(うすべり)というゴザのようなものを転がして、一気に上手から下手まで敷きつめる「出投げ」とうのを見ることができました。一気に転がるので、大きな拍手が起きました。時には、「大道具!」と声がかかることもあるそうで、驚きでした。こんな裏方の技を見ることができるなんて。

 他にも、カーテンコールがありませんでした。劇団四季なんて何回やるんでしょう。あれはしつこすぎます。このあっさり感は、日本的だなと思い、うれしくなりました。

 なんか脚本書きたくなりました。劇を作るヒントがいっぱいありました。