昨日の続きになりますが、国語力の向上には、漢字力の向上が必須だそうです。
2回目の教育カツサンド講座で、漢字の学習が単調になっていないかという提案をしました。継次処理が得意なタイプと同時処理が得意なタイプがいるわけです。画一的なやり方では、漢字嫌いな子にしてしまいます。
新聞に、読売教育賞を受賞した川崎市の土居先生の実践があったので紹介します。
・「これで本当に子どもたちに漢字を学習させたと言えるのか」と疑問を感じた。
・漢字を習得するステップを6段階でとらえ、文字学習から語彙学習へと展開することを考えた。
・画一的だった指導をやめ、子どもたちのペースに応じた方法で指導した。
・空中に文字を書く「空書き」という指導法を取り入れた。
・漢字を読む時間を計った。
・どれだけ熟語が書けるか、ゲーム感覚で競わせた。
目新しい方法は特にはないのですが、こういう発想、実践が大切だと思うのです。
他にもこんなことなら、実践できませんか?10個考えました。ヒントにしてください。
①もっと漢字を読むことに親しませる。ちょっと難しい漢字にチャレンジ。
②読めない漢字は、成り立ちや意味を教える。
③部首に注目させる。意味や仲間探しなど。
④漢字をバラバラに分解して覚える。同時処理向き
⑤熟語で覚える。作ってみてもいい。
⑥歌にして覚える。コンテストにしてもいい。
⑦かるたで覚える。学級で作ってみる。そして遊ぶ。
⑧中刷り広告クイズをする。写真を使う。
⑨漢字ゲームを作る。漢字好きを増やす。
⑩漢和辞典に親しませる。競争させても面白い。
やってる実践もいっぱいあったと思います。皆さんの実践もぜひ紹介し、交流し合ってみてはいかがでしょう。
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