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No126  樹木希林さんの宝島社の広告2    

昨日の広告いかがでしたか?言葉も写真もインパクトがあったでしょ?

    今日は読売新聞の広告の方を紹介しますね。

    この写真は、今年撮影され、遺影にも使用されたそうです。舌を出しているので変だなと思い、さらに調べてみると、娘の内田也哉子さんの舌を合成して、あのアインシュタインの有名な写真を連想させ、地球と最後にお別れする希林さんのチャーミングな表情を作成したのだそうです。なるほど。

   ここに書かれていた希林さんのメッセージです。

「サヨナラ、地球さん」

    靴下でもシャツでも、最後は掃除道具として、最後まで使い切る。人間も、十分生きて自分を使い切ったと思えることが、人間冥利に尽きるんじゃないかしら。そういう意味で、がんになって死ぬのがいちばん幸せなのよ。用意ができる。片付けして、その準備ができるのは最高だと思うの。

     ひょっとしたら、この人は来年はいないかもしれないと思ったら、その人との時間は大事でしょう?そうやって考えると、がんは面白いのよ。

     いまの世の中って、ひとつ問題が起きると、みんなで徹底的にやっつけるじゃない。だから怖いの。自分が当事者になることなんて、だれも考えていないんでしょうね。

    日本には「水に流す」という言葉があるけど、桜の花は「水に流す」といったことを表しているなと思うの。何もなかったように散って、また春が来ると咲き誇る。桜が毎年咲き誇るうちに、「水に流す」という考えかたを、もう一度日本人は見直すべきなんじゃないかしら。

   それでは、みなさん、わたしは水に流されていなくなります。今まで好きにさせてくれてありがとう。     樹木希林、おしまい。