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No125  樹木希林さんの宝島社の広告1  

昨日「日日是好日」を観てきました。私たちは、樹木希林さんのファンであることをお話したことがあるかと思います。希林さんは、この作品では、お茶の先生の役なのですが、全く経験がないそうなのです。それが何十年もされている先生に見えてしまうのが、すごいです。着物も毎回違っていて、品があり、美しいのです。

「書は見るもの、絵は読むもの」だそうですが、掛け軸もたくさん出てきて、字体も印象に残りました。

 「雨の日は雨を聞く。雪の日は雪を見て、夏には夏の暑さを、冬は身の切れるような寒さを。五感を使って、全身で、その瞬間を味わう。」ということをを忘れていました。いいことに気づかせてくれました。

   さて、今日もいつものようにホールで新聞記事を探していますと、朝日新聞に希林さんの大きな家族写真が目に飛び込んできました。実は、宝島社の広告だったのです。

   次に読売新聞を読むと、今度は、希林さんの大きな写真が載っているではありませんか。実はこれも宝島社の広告だったのです。昨日の映画とつながったのでしょうか?不思議です。

   早速調べてみますと、今日、読売新聞と朝日新聞の朝刊に2種類の企業広告が掲載されたことが分かりました。

   それでは、今日は、朝日新聞の方からです。

「あとは、じぶんで考えてよ」というコピーとともに、2016年にプライベートで撮影された夫の内田裕也さんや娘の也哉子さん、もっくん、孫たちが集結した内田ファミリーの写真が掲載されていました。正面を向いていない希林さん、横向きのもっくんが印象的です。

   そして、左上に希林さんの生前の数々の言葉を添えられていましたので紹介します。

「あとは、じぶんで考えてよ。」このコピーも素敵でしょ?

①絆というものを、あまり信用しないの。期待しすぎると、お互い苦しくなっちゃうから。

②だいたい他人様から良く思われても、他人様はなんにもしてくれないし(笑)。

③迷ったら、自分にとって楽なほうに、道を変えればいいんじゃないかしら。

④演技をやるために役者を生きてるんじゃなくて、人間をやるために生きているんです。

⑤代表作?ないのよ。助演どころか、チョイ役チョイ役って渡り歩く、チョイ演女優なの。

⑥自分は社会でなにができるか、と適正をさぐる謙虚さが、女性を綺麗にしていくと思います。

⑦楽しむのではなくて、面白がることよ。中に入って面白がるの。面白がらなきゃやってけないもの、この世の中。

⑧老人の跋扈(ばっこ)が、いちばん世の中を悪くすると思います。

⑨病を悪、健康を善とするだけなら、こんなつまらない人生はないわよ。

⑩死に向けて行う作業は、おわびですね。謝るのはお金がかからないから、ケチな私にピッタリなのよ。謝っちゃったら、すっきりするしね。

⑪「言わなくていいこと」は、ないと思う。やっぱり言った方がいいのよ。

⑫こちら希林館です。留守電とFAXだけです。なお過去の映像等の二次使用はどうぞ使ってください。出演オファーはFAXでお願いします。

⑬このように服を着た樹木希林は死ねばそれで終わりですが、またいろいろなきっかけや縁があれば、次は山田太郎という人間で現れるかもしれない。 

⑭えっ?わたしの話で救われる人がいる?それは依存症というものよ。

心に残った言葉はありましたか? 明日につづく。