今週末から大学も始まるのですが、今、研究の壁にぶち当たり、ずっともやもやしています。すると、このノーベル賞のニュースをカミさんが教えてくれました。カミさんのお兄さんが本庶佑先生の研究室にいた時期があり、奥さんもその関係で知りあったそうです。
私の第1印象は、76歳でもかっこいい先生だなと思いました。温厚な中に、鋭さを感じませんか?今日は、どの新聞も1面に取り上げていました。
「自分が何を知りたいか、はっきりしていないと研究というものはぶれてしまう。何ができるかでなく、何が知りたいかであって、できることばかりやっていると目標を見失う。常に何が知りたいか問いかけながら研究をやってきた」
「教科書がすべて正しかったら科学の進歩はないわけで、教科書に書いてあることが間違っていることはたくさんある。人が言っていることや教科書に書いてあることをすべて信じてはいけない。『なぜか』と疑っていくことが大事だと思っている」
「研究は、何か知りたいという好奇心がないといけない。そして、簡単に信じない。よくマスコミの人はネイチャー、サイエンスに出ているからどうだという話をするけれど、9割はうそで、10年たって残っているのは1割。まず、論文とか、書いてあることを信じない。自分の目で確信を持てるまでやる。自分の頭で考えて納得いくまでやる、というのが私のスタンス。賞というのは人が決めるもので、出すところによって考え方が違う。」
「6つのCが時代を変える研究には必要
Curiosity好奇心 Courage 勇気 Challenge挑戦
Confidence 確信 Concentration集中 Continuation継続」
・有志竟成(ゆうしきょうせい)固い志を持つ者は、目的を必ず成し遂げられる 学生に贈っている子言葉だそうです。
・学びも遊びも全力 ・疑う姿勢 研究の礎 ・趣味はゴルフ 熱心なトラ党・英語弁論大会1位 男女を問わずあこがれの的 ・手作り実験機器・小学校分解大好き、科学の本が愛読書 ・大学時代英語サークル、レガッタ、フルート・好きな女優 八千草薫 ・筋トレ(500gのウエート)など
ぜひ、子どもたちにエピソードの1つを伝えてあげてください。
私も6つのCはできなくても、1つのCはできたと言えるように頑張りたいです。
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