· 

No82  先生の読書量「ブラック化する学校」より  

連休をいかがお過ごしですか?新聞では、安室さんの引退、樹木さんの訃報を伝えています。ここ数年、樹木さんのでる映画は、だいたい観ていたので残念でなりません。あの演技力は、まさに人間観察力の鋭さだと思い、感心していました。

  『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』『歩いても 歩いても』『あん』』『海街diary』『モリのいる場所』名作ぞろいです。

 さて、今日は最近読んだ本「ブラック化する学校―少子化なのに、なぜ先生は忙しくなったのか?―」前屋毅 青春新書2017 からです。たまたまタイトルが面白そうなので購入しました。前屋さんという方は、1954年生まれのフリージャーナリストです。 

 まず、「小学生よりも読書時間が短い先生たち」という見出しが目に留まりました。小学校教員の平日の平均読書時間は、14分だそうです。(休日は42分)

   労働者全般の読書時間が35分(休日は69分) ですから、この少ない読書時間は、とても知的生活を送っているとは言えないと指摘をされても仕方のないところです。

    読書をしないのではなく、読書以外に時間を取られることが多くて、読書時間を割けないのが実情と筆者も理解を示しています。私も現役の時は、読書をする心の余裕がなかったように思います。

    小学校の教員の平均労働時間は、11時間42分、平均的ビジネスマンより1日4時間も多く働いています。

   日本の教員の週あたりの平均労働時間は、53、9時間で諸外国に比べれば圧倒的に長い。韓国だって37時間です。

    小学校教員が負担を感じる業務   第1位 保護者・地域からの要望等の対応   第2位 国や教育委員会からの調査対応    第3位 成績一覧表・通知表の作成    第4位 児童の問題行動への対応 という調査結果が出ていました。

   これが解決されずに長時間労働の問題は解消されません。それなのに定時退勤で解消できると本気で思ってるのかしらね?