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No52 360度回転劇場に行ってきました。  

 昨春、豊洲にTBSが運営を手がける「IHI ステージアラウンド東京」がオープンしたのを知っていますよね?

    約1300人を収容する円形の客席と、それを取り囲む4つの舞台から成る劇場で、客席スペースが客を乗せたまま360度回転します。舞台のほうがスライドして次の場面に転換していく、これまでにない体験が味わえるということで、一度観てみたいと思い、早めにチケットを購入し、昨日行ってきました。

     こけら落としは劇団新感線の「髑髏城の七人」で、1年3カ月のロングランでしたが、昨日は、「メタルマクベスdisc1」でした。

    バンドの生演奏やバイクの円形劇場を生かした走り回り、デジタルを使った数多くの演出は、見事でした。

    劇団新感線は、1980年大阪芸術大学舞台芸術学科の四回生を中心にしたメンバーで、つかこうへい作品『熱海殺人事件』で旗揚げしました。

   「マクベス」は、1606年頃シェイクスピアよって書かれた戯曲です。勇猛果敢だが小心な一面もある将軍マクベスが妻と謀って主君を暗殺し王位に就くが、内面・外面の重圧に耐えきれず錯乱して暴政を行い、貴族や王子らの復讐に倒れる話で、実在のスコットランド王マクベスをモデルにしています。 「ハムレット」、「オセロー」、「リア王」と並ぶ四大悲劇の1つです。 

     この「マクベス」を近未来で、映画の「マッドマックス」の世界観を宮藤官九郎が脚色を施し、2218年の戦場と’80年代のイケてないメタルバンドの話とを交錯させる構成にしてあります。

    ヘビメタが好きでない私にとっては、うるさすぎでしたが、360度回転劇場を体感できたのはよかったです。